ブレンドオイルか精油のブレンドか

アロマトリートメントに必ず使うもの

ズバリ、精油でしょう。

アロマテラピーってのは、植物から取れる自然の恵みを利用して行う療法。中でもアロマは「芳香」を意味しています。アロマトリートメントになくてはならないのは、植物が作り出す香り成分、精油でしょうね。

私はアロマセラピストとして、アロマテラピーに関わってきましたが、
アロマセラピストになりたての頃、アロマセラピストと他のセラピストの違いが全然分かりませんでした。

実は、ただただトリートメントと言うものをしたいと言うだけだったので、「アロマ」にこだわって転職したわけではないのです。初めて勤めたサロンで「アロマ」をしっかり使っていたという幸運。
（この時アロマにであって勉強をしていなければ、今はないから。本当にラッキーしかないわ）

精油を使えばアロマトリートメント？

日本には、たくさんトリートメントがありますよね。
私もありとあらゆるタイプの「オイルを使うトリートメント」を受けてきました。
メニューには「アロマトリートメント」と記載されていても、手技だけ見ればそれぞれのお店で個性があります。

その全てがアロマトリートメントか。と言ったら、お店がそうゆう位置付けにしているならそれはそれでありでしょう。そもそも「アロマトリートメント」の法的規制がないわけなので、何を名乗っても何ら問題ないので。

で、うちでもアロマトリートメントをしているし、教えてもいるわけで。
そうなると、私の考えとしては「こうあってほしい」というのが偉そうですが、あるんですよね。
それは・・・

心地よい香りを感じる事
香りの成分を吸収させる事

この二つの事に重きを置いているかが必須だぞ。って考えです。

それに「心地よいタッチング」がプラスされ、ホメオスタシスを整える事を主目的としているのが、
主たるアロマトリートメント。

というのが私のアロマトリートメントの考え

精油をブレンドするメリット・デメリットは？

自分の好きな香りだったりその時の気分や体調に合わせてセラピストさんが選んでくれるっていうのが、アロマサロンの醍醐味だったりするんだけど、皆さんはどう思います？
お客様も、それが嬉しい！って言ってくれる方も多いので、そのほうが嬉しかったりするのかな〜？
みんな一緒ではなく「自分だけの」ブレンドをしてくださるなんて、それはもうメリットとしか言いようがないですよね。特別感も満載です。

自分だけのブレンドですから、最大限に心地よい香りを感じられると言う点は最大のメリットですね。

香りの成分を吸収させていくと言う点では、正直セラピストさんの力量にかかっていると言うところもあるのかなって思いますが、ちゃんと選んでもらえたらそれはもう最高ですよ。

デメリットって言ったら、今言った通り、セラピストさんの力量不足が露呈してしまうところでしょうか。
そこは、経験を積む段階を、快く楽しんでくださると、セラピストとしてはとても励みになります。

そしてもう一つ付け加えるとしたら「グレーゾーン」の行為ってところかな。
精油をブレンドしてそれを植物油に希釈してアロマトリートメントを行うのですが、その行為、法的にグレーゾーンです。詳しくはまたどこかでお話するとして、法的に極めて濃いめのグレーになります。
アロマテラピーは、法的に色々引っかかる事があるので、注意が必要なのです。
このデメリットは、どちらかと言うとセラピストさんにとってのデメリットかな？

まあ、とにかくグレーゾーンに関してはいずれどこかで語るとして、うちのサロンでは必ず上記の行為に対しての承諾書を頂いております。

ブレンドオイルのメリットデメリットは？

ブレンドオイルのメリットは、ズバリ！
「お手軽」かつ「プロが安全に考慮し厳選してブレンドしているであろう」と言う点ですね。
自分で選ぶのもめんどくさい時ってありません？
この手軽さ、実にメリットですね〜。

さらに、商品としてすでに売っている「ブレンドオイル」は恐らくブレンドのプロが安全をきっちり考慮し、目的に的確にアプローチできる様に仕上げている」はず。
であってほしい。

デメリットとしては、自分の好みの香りに出会えないかもしれない事と、やっぱり・・・
その中身についてセラピストさんがよく理解していない場合は良さがなくなるかなあ。

ちなみに、うちではブレンドオイルも用意しております。
そして、このブレンドオイルの中身、考える程に感嘆しております。
このブレンドを自分でできるかと言ったら、絶対できない自信があるからね！！

お客様も最初は「ブレンドオイルなんだあ・・・」って感じでお試しいただいてるのですが、結果的にブレンドオイルを使用された方からの喜びと驚きのメッセージがよくあります。

どちらかと言うと、ブレンドしてほしい！と言う方が多いので、そちら目線で書かせていただきましたが、どちらも植物の恵みを嗅覚から、皮膚から取り入れて、助けてもらうもの。
大事に、丁寧に使っていきたいものです。